看護体制
一般病棟・回復期リハビリテーション病棟
≪パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)2交代制≫
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)は、従来の自己完結型の看護の仕事のやり方から、年間のパートナーや日々のペアとなった看護師が双方の受け持ち患者に関するすべての事柄を確認し、情報交換を行いながら二人三脚で看護を進める看護提供方式(新看護方式PNS導入・運営テキストから)です。
当院はPNSを導入し、複数年経過しました。導入当初は戸惑いましたが、看護研究を通し改善を重ねてきました。PNS発祥の地「福井大学」の現地研修に数十名派遣しています。いずれも大きな学びを得て、PNSの定着と推進に大きな力となっています。
PNS導入後超過勤務は激減しました。導入前は中堅者を中心に労基法に抵触するような超過勤務があり、疲弊感が強く見られました。しかし、日勤での超過勤務はほとんどなくなりました。当院の特性から緊急入院が夜間を含む時間外に多くありますので、長日勤での超過勤務は時々見られますが、恒常的な超過勤務は無くなりました。
PNSは職場のコミュニケーションが良くなります。当院のPNSは、まだまだ課題がありますが今では肯定的な意見が優勢になっています。スタッフアンケートによる意見集約では、PNSを止めたいとする意見はありません。肯定的な意見の中で特筆すべき意見は、「先輩とのコミュニケーションが良く取れるようになった」という事でしょう。PNSは確実に職場のコミュニケーションを良くするという事は、私たちの大きな実感です。
2018年より、看護職と介護福祉士のPNSを始めています。 職種を超えて対等な立場で患者さんの生活支援をさせていただいています。課題はありますが、研究的視点をもって、異職種間のPNSでケアの質を高めたいと考えています。
勤務体制
部 署 | 体 制 | 勤 務 | 時 間 | その他 |
一般病棟(1病棟) | ○ ○ ○ ○ ○ PNS 2交代制 |
日勤 | 08:30~17:30 | |
長夜勤 | 16:30~09:30 | 16時間 | ||
早番 | 07:00~16:00 | |||
遅番 | 12:30~21:30 | |||
一般病棟(2病棟) 回復期リハビリテーション病棟 |
日勤 | 08:30~17:30 | ||
長夜勤 | 16:30~09:30 | 16時間 | ||
早番 | 07:00~16:00 | |||
遅番 | 10:00~19:00 | |||
外来 | 日勤 | 08:30~17:30 | ||
外来当直 | 16:30~09:30 | 救急外来対応 | ||
準夜勤 | 16:00~01:00 | 救急外来対応 | ||
手術室 | 日勤 | 08:30~17:30 | 緊急手術対応=待機制 |