栄養室では「安全で美味しい食事」をモットーに患者様に喜ばれる食事作りに取り組んでいます。
患者様の基礎疾患や年齢・性別・身体状況を考慮し1,200~2,300カロリーまで6段階に分け、必要栄養量を算出して食事提供を行っています。
また嚥下調整食分類2021に基づき、嚥下咀嚼能力に合わせた食事形態の提供にも力を入れ、摂食嚥下障害のある患者様にも口から食べられるように支援しています。
栄養管理
それぞれの管理栄養士が各病棟を担当する病棟担当制の栄養管理体制をとっており、入院患者様一人一人にきめ細やかな栄養管理を提供できるよう努めています。また、低栄養や嚥下障害などがある患者様に対しては、医師をはじめ看護師、薬剤師、言語聴覚士などの多職種の職員と連携して栄養改善方法を検討し、適切な栄養管理を行っています。
外来・入院栄養指導
食事も治療の一環と考え、当院では外来・入院患者様に高血圧症・脂質異常症・糖尿病等の栄養指導を行っています。
入院患者様には一人ひとりの日常生活や食習慣に合わせて、一緒に目標設定を行い、希望に応じて、退院後も外来で継続指導を行い、外来・入院ともに生活習慣の改善に繋げていけるよう支援しています。